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2009 年 8 月 12 日

ウイスキーを愉しむ

カテゴリー: 真右ェ門窯の日常 — hiro @ 12:00 AM

ウイスキーは最初は必ずストレートで、しばらくしたら、ロックで飲みます。

私はあまり量を飲まず、こだわりのお酒をゆっくり楽しみながら飲むのが好きです。

そうすると、造り手のこだわりや歴史が伝わってくるからです。

水で薄めると、それが薄まってしまうと感じるからです。

京都のバーテンダーから教えてもらった秘かな私の愉しみです。

2009 年 8 月 11 日

職人技の境地とは?

カテゴリー: 真右ェ門窯の日常 — hiro @ 11:39 PM

職人技を極めたらどうなるか?という話を皆でしました。

結論は「本物の職人技は美術に近づく」でした。

美術工芸という言葉もありますしね。

たまにはみんなで議論してみるのもいいですね。

本質をつかんだ気がします。

2009 年 8 月 10 日

初代真右エ門の言葉

カテゴリー: 真右ェ門窯の日常 — hiro @ 7:41 PM

初代真右エ門が好きな言葉に「1+1=3」という言葉があります。

別に4でも0でもいいのですが、

ようはものつくりにおいては、「なぜ?」という疑問力こそが創作のエネルギーになるという例えです。

「解答より大切なのは疑問力である」

初代が教えてくれた言葉です。

2009 年 8 月 4 日

訊く技術

カテゴリー: 真右ェ門窯の日常 — hiro @ 3:07 AM

いろいろな人達との会話は職業柄とても参考になります。

以前は一つの言葉ももらさないようと聞いていましたが、

今は自分に足りないところを補うように訊いてます。

こういう訊き方をすれば、頭に入りますね。

これも技術ですね。会話が楽しくなりますよー。

2009 年 7 月 30 日

荒削りと本削り

カテゴリー: 焼物の話焼物「レビュー」 — hiro @ 11:24 AM

あえて分厚く花瓶などの生地を作った場合、当然重さを調整するため、

削り込まなくてはいけません。

まずは荒削り、これは体全体の力を込め、力を抜かずに十分にやります。

体を固め、腹を張り、腰を据え、左右の手に同じ力を込め鉋を持ち削ります。

そのあとに多少力を抜いて自然の手加減をし、表面を削り次に備えます。

そして本削り、ここが一番大切で、鉋と人の手が一つになり、

削る一点を見据えながら削ります。

実はこの本削りにはコツがあります。

それは・・・

仕上げたいという欲を頭から追い出し、ただひたすら削るのです。

そうすることにより、微妙な表面の味わいができるのです。

仕上げなくてはいけないというこだわりを捨てることが、

逆に素晴らしい仕上がりを生み出すのは不思議です。

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