ウイスキーは最初は必ずストレートで、しばらくしたら、ロックで飲みます。
私はあまり量を飲まず、こだわりのお酒をゆっくり楽しみながら飲むのが好きです。
そうすると、造り手のこだわりや歴史が伝わってくるからです。
水で薄めると、それが薄まってしまうと感じるからです。
京都のバーテンダーから教えてもらった秘かな私の愉しみです。
ウイスキーは最初は必ずストレートで、しばらくしたら、ロックで飲みます。
私はあまり量を飲まず、こだわりのお酒をゆっくり楽しみながら飲むのが好きです。
そうすると、造り手のこだわりや歴史が伝わってくるからです。
水で薄めると、それが薄まってしまうと感じるからです。
京都のバーテンダーから教えてもらった秘かな私の愉しみです。
職人技を極めたらどうなるか?という話を皆でしました。
結論は「本物の職人技は美術に近づく」でした。
美術工芸という言葉もありますしね。
たまにはみんなで議論してみるのもいいですね。
本質をつかんだ気がします。
初代真右エ門が好きな言葉に「1+1=3」という言葉があります。
別に4でも0でもいいのですが、
ようはものつくりにおいては、「なぜ?」という疑問力こそが創作のエネルギーになるという例えです。
「解答より大切なのは疑問力である」
初代が教えてくれた言葉です。
いろいろな人達との会話は職業柄とても参考になります。
以前は一つの言葉ももらさないようと聞いていましたが、
今は自分に足りないところを補うように訊いてます。
こういう訊き方をすれば、頭に入りますね。
これも技術ですね。会話が楽しくなりますよー。
あえて分厚く花瓶などの生地を作った場合、当然重さを調整するため、
削り込まなくてはいけません。
まずは荒削り、これは体全体の力を込め、力を抜かずに十分にやります。
体を固め、腹を張り、腰を据え、左右の手に同じ力を込め鉋を持ち削ります。
そのあとに多少力を抜いて自然の手加減をし、表面を削り次に備えます。
そして本削り、ここが一番大切で、鉋と人の手が一つになり、
削る一点を見据えながら削ります。
実はこの本削りにはコツがあります。
それは・・・
仕上げたいという欲を頭から追い出し、ただひたすら削るのです。
そうすることにより、微妙な表面の味わいができるのです。
仕上げなくてはいけないというこだわりを捨てることが、
逆に素晴らしい仕上がりを生み出すのは不思議です。
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