ある陶芸家さんに八年前に「どうやったら、伝統文化を若い人にわかってもらえるでしょうか?」
と尋ねたことがあります。色々な助言が聞けると楽しみに思っていたら、返ってきた答えはこうでした。
「わからせようと思ったらいけないんじゃない。」
衝撃的な言葉でした。
それから八年、やっとその言葉の意味が解りかけたような気がします。
当時は本当に未熟だったなあ、と感じた今日この頃でした。
頭で考えるのではなく、是非心で感じて欲しい言葉です。
この言葉を教えて頂いた陶芸家の方には本当に感謝いたします。