私は学生時代、京都にいたのだが、よく大阪に遊びに行っていた。
町を見て感じたことは、大阪は個性の文化の町だということだった。
色んな店があったが、一番驚いたのが壁一面まっ赤の壁の店だった。
不思議にトータル的な色彩ではバランスがとれていたのが不思議だった。
佐賀人には失敗を恐れてとても挑戦できそうにない配色だった。
これにチャレンジしたデザイナーさんは凄いと思う。
伝統を重んじることは大切なことだが、芸術家は既成の概念にとらわれすぎると終わりだと思う。
あれだけ大胆な配色を使ったデザイナーさんとそれを許容する大阪文化には敬意をしめします。
とにかく店にしても作品にしても「自分のもの」を創る大切さを大阪から私は教えられました。