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2009 年 4 月 27 日

織田信長による「茶の湯御政道」

カテゴリー: 焼物の話「歴史」 — hiro @ 11:44 AM

戦国時代、将軍足利義昭と共に京都に上洛した織田信長は堺において、

茶道具の名物狩りを行ないます。そして、手柄をたてた武将に分け与えるようにしました。

いわゆる「茶の湯御政道」です。

わかりやすくいうと、茶の湯を認可制にしたわけです。

これより後、織田の武将の間で、茶の湯はものすごいステイタスになります。

例をあげると、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)は信長から、茶の湯の認可が下りたとき、

喜び踊ったと伝えられ、滝川一益は茶の湯の認可ではなく、一国を与えられたので、

とてもくやしがったという逸話がのこっています。

これは、茶の湯の認可を受けるということは、信長から認められるということにつながったからです。

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