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2009 年 4 月 25 日

銭入れの壷

カテゴリー: 焼物の話「歴史」 — hiro @ 7:08 PM

先日、再放送のテレビで鑑定団をみていたら、丹波焼の銭入れの壷が出てました。

なかなか形が良い壷で、後に花入に転用されたそうです。

昔の茶人は用途にこだわらず、とらわれない心で見立てを行っています。

水指から花入れに転用されたものもありますし、逆もあります。

ただこれには確かな村田珠光、千利休、古田織部らの茶人らの審美眼(しんびがん)に成り立っているのは言うまでもないでしょう。

ただ、これらの権威者が絶対ではないことも事実で、ルールはなく使う方が直感でいいなと思うことが大切だと思います。

真の美は自分の心の奥底にあるのですから・・・。

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