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2009 年 3 月 5 日

和光同塵(わこうどうじん)

カテゴリー: 焼物の話「歴史」 — hiro @ 10:57 PM

この言葉は禅語ですが、もともとは、中国の老子の「和其光同其塵(そのひかりをやわらげ、そのじんをおなじくす)」からきています。

五枚揃いの組鉢を作るときに、五枚でひとつの世界を完成させなくてはいけないんですが、一枚、一枚のインパクトが強いと皿同士が喧嘩してしまい、調和が生まれません。

このときに、この言葉を思い出し、「よい加減」正しい意味で適度な加減でつくっています。

昔の古典の言葉には不思議な力がありますね。

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