陶芸家の後輩とデザインについて話す機会がありました。
後輩は「売るためには過去の売れている自他社商品のデーターを少しでも多く調べて改良するんです。
そして販売したらリスクが少ないですよ。科学的に売れる商品は分析できます」といいました。
私は思わず「ムカッ」としました。
「お前なあ。俺たちは何を売っているのかわかってるのか?」
驚いた後輩は「え、いや?さあ?モノじゃないんですか?」
「もちろんモノさ。しかし、そのモノに感動をこめて売ってるんだよ」
「え、いやしかし、データーを分析するのは経営には大切では?」
「それはモノが出来上がったあとの話だ。デザインする段階から
そんなこと考えてどうする。モノが委縮しちゃうだろ。そんなんじゃ人を感動させられないぞ」
後輩は不服そうでしたが、「はい・・・」とか言ってました。
モノつくりに関しては意外と熱いんです。私。
物を買うときに、人はその裏まで考えたりしない。
でも、考えさせられる物に出会うときがある。
作り手の思いを垣間見られるのは楽しいです。
ブログ楽しみにしております。
これからも、頑張ってください。
コメント by ヤジマ — 2010 年 10 月 23 日 @ 12:21 AM