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2009 年 2 月 26 日

能の幽玄美について。

カテゴリー: 真右ェ門窯の日常 — hiro @ 12:01 AM

今では、侘び寂びと混同される能楽の幽玄美ですが、室町時代観阿弥世阿弥当初には、洗練された贅沢のことを言ってたらしく、侘び寂びとは無関係だったそうです。むしろ、能学の幽玄美の真髄はつみどころが無いいつまでも若々さまのオーラをだすことだと思います。世阿弥は、人生の晩年、禅文化などもとりいれており、それで、混同されているのでしょうね。

当時の能楽は今の様なゆっくりした動きでは無かったようです。激しいダンスみたいな動きだったそうです。

陶磁器との関係は、京焼きの王朝文化を表現した、野々村仁清との関係が深く、仁清の茶碗の中には、能衣装から閃いたデザインが多くあります。

奥深い世界です。

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