最近、直木賞を受賞された小説に利休にたずねよというのがあります。
その中に、秀吉を、道具を見る目が無い、と言って怒りを買う利休の愛弟子山上宗二というひとが出てくるのですが、これについて、利休がたしなめます。「茶席では、お客様に良い気持ちで帰ってもらうのが、第一であり、審美眼など、どれほどの役にたつか」と。
利休ほどの恐るべき審美眼を持つ内柔外剛の男だからこそ言える、心に響く名言です。
真右ェ門窯のおすすめです。一度、皆さんも読んで見ませんか?面白いですよ。
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その中に、秀吉を、道具を見る目が無い、と言って怒りを買う利休の愛弟子山上宗二というひとが出てくるのですが、これについて、利休がたしなめます。「茶席では、お客様に良い気持ちで帰ってもらうのが、第一であり、審美眼など、どれほどの役にたつか」と。
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