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2009 年 7 月 2 日

梅雨の日の生地

カテゴリー: 真右ェ門窯の日常 — hiro @ 9:23 AM

梅雨に入りむし暑い日が続いています。

皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか?

さて、今日は梅雨の日の生地について話していこうと思います。

梅雨の日は轆轤で成形し削りに入る前の生地が、

口縁はすぐにかわくのですが、下部特に底部が乾きません。

この為、ヒビが生地の収縮率の関係でできやすく、困ります。

そこで、高台裏に焼き物の削り粉をしいて口部との乾きを

同じにすることにより、ひび割れを防止します。

私もヒビが生地に入るのには悩んでいましたが、こうして解決しました。

有田の伝統の知恵の紹介でした。

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