10代のころ物故作家の人物評に皆で熱中したことがありました。
そこに初代真右エ門が来て、
「お前達偉いなあ。わしはそれだけの余裕はないよ。」といいました。
聞かれてた。瞬時に皆顔が赤くなりました。
懐かしい思い出でした。
10代のころ物故作家の人物評に皆で熱中したことがありました。
そこに初代真右エ門が来て、
「お前達偉いなあ。わしはそれだけの余裕はないよ。」といいました。
聞かれてた。瞬時に皆顔が赤くなりました。
懐かしい思い出でした。
最近先輩のお話を聞いたが、小手先のデザインでも、
十年は持つということだった。
その十年の間にとても人気がでる場合がある。
これが美術の魔性。
勘違いをしてしまい、位負けをしてしまうことがある。
ただし、基本とは常に変化するもの。
このあたりの機微をおさえることは難しい。
(位負け・・・本来の実力が無いものが、実力、品格以上の地位を手に
いれてしまい、位の重さに潰されてしまい、身を滅ぼすことになること。)
年長者の有田の伝統的な職人さんは誇り高い人が多いですが、してはいけないことが3つあります。
1、聞かれもしないのに口をだすこと
2、聞かれても答えないこと
3、相手の表情を見ないで勝手にぺらぺらじゃべること
この3つさえ守れば話しやすいひとは多いです。
えっ、私ですか?自分のことは自分ではわかりません。
ではまた・・・
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